2011年4月25日月曜日

また、新しい一年が始まりました。

新一年生の皆さま、ご入学おめでとうございます!
小山台高校へようこそ。

大地震をくぐりぬけ、無事に新生活を始められたことは、当たり前のようで、とても幸せなことだと思います。

3月11日、娘は学校におりましたが、友だちと一緒に歩いて帰宅しました。
ご存知の通り、都立高校は避難支援ステーションとして場所を開放しましたので、学校に泊まった学生もいました。地域の他校の学生も来たという話でしたし、普段とまったく異なる様子に、不安や動揺はあったと思いますが、大きな事故もなく、それぞれ落ち着いて自分の安全を確保したのには、もう、大人だな、と頼もしく思いました。とにかく学生を帰宅させてしまった学校もあったと聞いていますが、そんな中、小山台高校の先生方、事務の方々、学生や地域のみなさんの安全のために、ご尽力くださいまして、ありがとうございました。

先日、小山台会館でPTAの集まりがありました。小山台会館は小山台高校の卒業生の組織「財団小山台」の会館です。小山台生は、無料で班の会合や自習などに使ってよいことになっています。私は小山台会館に行くたびに、人が何もないところから作り上げる力を思わずにはいられません。
小山台で学んだ先輩たちが、知力と体力とおそらく大変な情熱で、立派な社会人となり、それが、母校のおかげであったと思えるというところに、何か脈々と流れる温かく頼もしいものを感じます。

今は、若い一人の学生が、これからたくましく成長し、やがてこんなことができるようになるのだな、としみじみ思います。

一日一日、健康で、実りある学園生活となりますよう、願わずにはいられません。